03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
Profile

puko2

Author:puko2
備忘録ブログはじめました。

検索

最新記事

【映画】シシリアン May 17, 2017
【追悼】ジョナサン・デミ『クリストファー・ウォーケンのアクターズ・ラブ/舞台は恋のキューピット』(1982) Apr 26, 2017
キング・コング(1933) Apr 06, 2017
雨のなかの女 Mar 28, 2017
パートナーズ(1984) ジョン・ハートのゲイ演技が秀逸 Mar 27, 2017

コメントありがとう!

カテゴリー

タグリスト

アーカイブ

Display RSS link.

Link

Friend request form

Want to be friends with this user.

【追悼】ジョナサン・デミ『クリストファー・ウォーケンのアクターズ・ラブ/舞台は恋のキューピット』(1982)

2017.04.26 13:47|ジョナサン・デミ
who am i this time
クリストファー・ウォーケンのアクターズ・ラブ/舞台は恋のキューピット
Who Am I This Time ?


『羊たちの沈黙』でアカデミー賞を総なめにし、続く『フィラデルフィア』でトム・ハンクスにオスカーをもたらしたジョナサン・デミ監督がお亡くなりになりました。
15年にもメリル・ストリープ主演で映画を撮っていたし、まだ全然お元気なのだと思っていたのだけど、がんを患っていたんですね。73歳。若いなぁ。
jonathandemme.jpg
今日は追悼にTVムービーとして製作された『クリストファー・ウォーケンのアクターズ・ラブ/舞台は恋のキューピット』を観ました。邦題長っ!!w


【あらすじ】
仕事で新しい土地に越してきたヘレンは、町のアマチュア演劇グループのオーディションに誘われ、主役のハリーに一目ぼれ。
しかしハリーは普段は超がつくほどシャイな男で・・


ジョナサン・デミ監督は見知らぬ町を車で散策するのがお好きだったようで、先日記事にした『Citizen's Band(原題)』もそうでしたが、監督の初期の作品は小さな町の人々のさりげない日常を描くものが多いですね。

本作も舞台は小さな田舎町。
つっけんどんで冷たい女に見える町の新顔ヘレン(スーザン・サランドン)は、実は人と触れ合うことに慣れず、自分をさらけ出すことができない女性。しかし彼女が一目ぼれしたハリー(クリストファー・ウォーケン)はヘレンの斜め上を行く対人恐怖症で、
自身は演劇を通じて情熱を表現できるようになったヘレンが、なんとかハリーの力になろうとする・・という話。
susan-chris.jpg
テレビ映画で尺も53分とコンパクトながら、ウォーケンとサランドンが劇中劇含め素晴らしい演技を見せてます。
特にウォーケンは普段は人と言葉を交わすのもやっとのオドオドした青年なのに、舞台に上がるやマーロン・ブランド並みに粗野なセクシービーストを朗々と演じてしまう。
ある意味二重人格者なのだけど、そのギャップが可笑しいし、オーディション前の準備の段階ですでに役になり切ってるところなど、細かい演出が笑えるのです。

舞台も学校の体育館の小さなステージで座席もパイプいす。
でもそこに観客とステージの繋がりがあってほのぼの。
小さな町のささやかな恋を、劇団の世代交代や、住民の日常をさり気に盛り込みつつ描くスタンスも微笑ましかった。

ちなみに邦題は「クリストファー・ウォーケンの」がついてるけど、主役はサランドンですね。

監督のご冥福をお祈りします。



映画データ
製作年:1982
製作国:アメリカ
監督:ジョナサン・デミ
脚本:ニール・ミラー
出演:クリストファー・ウォーケン
   スーザン・サランドン
   クロエ・ウェッブ
   ロバート・リッジリー
スポンサーサイト

テーマ:映画感想
ジャンル:映画

タグ:クリストファー・ウォーケン スーザン・サランドン 80年代

キング・コング(1933)

2017.04.06 21:43|モンスター
King_Kong_t614.jpg

キング・コング
King Kong

【あらすじ】
南海の秘境にやってきた映画のロケ隊は、原住民から神と崇められる巨獣キング・コングを目にする。やがてコングは捕獲され、ニューヨークへ見世物として連れてこられるが……。



大昔、旧ブログで『キング・コング』はホラーなのか?で議論を交わしたことがありました。
ようやく観て思うのは、ホラーの部分も確かにあるなということ。

まだ特撮などがない時代に、家ほどもあるゴリラの化け物が人を襲うんですよ。
ストップモーションアニメの手法で撮られたガクガクした動きながら、人を食う、足で踏みつける、逃げ遅れ木に登った人間を執拗に追うと、かなり残虐。
king-kong-face.jpg
ニューヨークでの暴れん坊ぶりも相当なもので、高層ビルの一室で寝ているおばさんをむんずと掴んで、アンじゃないとわかるとポイと捨てる。てっきりベッドに戻すと思ったからそこ驚いた。

そんな残虐なモンスターが、なぜかアンに恋してしまうという設定がまた斬新。
アンを襲いかけた恐竜なんか、口を裂いて殺してしまうし、ニューヨークで大暴れするのも、アンを取り戻したい一心。

エンパイア・ステートビルで爆撃されるシーンでも、最後アンに手を伸ばしかけるんだよね。
一瞬、前述の「ビルから落とされたおばさん」の姿が脳裏をかすめるのだけど、コングはアンを掴むことなく、一人ビルから落ちていく。2005年版のコングほど、ヒロインへの恋心を大げさに描かなくても、アンを道連れにしないコングのやさしさにグッとくる。
秘境で静かに暮らしていたコングを無理やり連れてきたのは人間のエゴで、思えば可哀そうな映画ですよ。

数人がかりで扱うほどの大きなかんぬきや『ジュラシック・パーク』を彷彿とさせる高い塀(門)などの大掛かりのセットも迫力。当時最高峰だっただろう映像技術も大いに楽しみました。
vlcsnap-2016-04-05-13h51m19s048.png
ヒロイン、アンを演じるフェイ・レイは元祖スクリーム・クイーン。
職もなく、空腹で失神してしまうほどだったアンは大恐慌の貧しい時代を反映している。
そんな時代にこれほど水準の高いSF映画が作られたことにも驚くね。


映画データ
原題:King Kong
製作国:アメリカ
監督:メリアン・C・クーパー/アーネスト・B・シュードサック
脚本:ジェームズ・アシュモア・クリールマン/ルース・ローズ
出演:フェイ・レイ
   ロバート・アームストロング
   ブルース・キャボット
   フランク・ライチャー
   サム・ハーディ


テーマ:映画感想
ジャンル:映画

タグ:30年代