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バージニア・ウルフなんかこわくない

2011.03.30 22:13|drama
 
『卒業』のマイク・ニコルズの初監督作品。
エリザベス・テイラーリチャード・バートンという当時実際に夫婦だった二人を主演におき
ある大学教授夫妻の愛と憎悪を描いた問題作です。

 
バージニア・ウルフなんかこわくない(1966) アメリカ
監督:マイク・ニコルズ
出演:エリザベス・テイラーリチャード・バートン/サンディ・デニス/ジョージ・シーガル
【ストーリー】
ニューイングランドのある大学の構内に建てられた住宅に住む教授のジョージ(リチャード・バートン)とその妻マーサ(エリザベス・テイラー)。結婚23年目を迎えたこの夫婦の関係はすでに冷え切っており、ただののしりあうばかりの日々。そんな折、若い生物学教師ニック(ジョージ・シーガル)とその妻ハニー(サンディ・デニス)がジョージの家を訪れた……。
 
■感想
エリザベス・テイラー追悼に、録画済みの作品を続けて観ようと思っていたのだけど
実はこれ観るのに3日かかってしまって(^^;)、計画が狂いました。
まぁ、なんでそんなに時間がかかったかというと、
あまりに激しいののしりあい、恥部の探りあい的な展開に、
休憩を入れたくなったり眠くなったりしたからなのね。
でもこれ、観終わってみたらかなり深かったのです。
 
凄いのは、一晩の会話を通して、
23年の夫婦生活の全てを暴き出してしまうところでしょうかね。
 
夫婦の不仲の原因は夫に大学総長の座がめぐって来ないことや
マーサのガミガミにあると思わせておいて、
途中から、あれ?そうじゃないかも と 気づかせる展開がうまいです。
 
キーとなるのは息子の存在
思えば二人は同じ悲しみを共有するもの同士。

冷え切った関係に見えて、実は激しく争うことで、精神の均衡を図っている
ラストに、マーサが本当の弱さを見せるシーンでは涙が溢れました。
 
多分次に観るときには、最初から泣けてしまうかもしれないし
前半退屈に観てしまった部分も、違う風に見えるだろうと思います。
 
だけど、そういう意味で、これ一度観て最初から全てを楽しめるものでなかったのは残念で
構成によってはもっとスッキリしたかもと思ってみたり。。
ウダウダ、ギャーギャーが長すぎたのも私には辛かった。
 
とはいっても、リズが卑猥な台詞をはき、夫を激しく罵倒するわけだから、それはそれで楽しいし
ドキドキのサスペンスと思えるような、緊迫した描写も面白かったですけどね。

エリザベス・テイラーはこの演技で2度目の主演女優賞受賞
実年齢よりも上のマーサを演じるために、増量し老けメイクを施しています。
モノクロなのは、メイクのあらを隠すためだったとか。
リチャード・バートンは大学教授なのに毛玉の目立つセーターで哀愁を漂わせつつ
シニカルかつ迫力の演技でオスカーノミネート。受賞はしてないものの、やはりうまい。
 
若い夫婦の妻を演じたサンディ・デニスアカデミー助演女優賞受賞
ジョージ・シーガルも助演男優賞ノミネートと4人とも演技を評価されてますね。
まぁ、かなりエネルギー消耗したと思いますもん。お疲れ~。
 
 
 
   
 

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タグ:60年代 マイク・ニコルズ エリザベス・テイラー リチャード・バートン

情事

2011.03.29 23:33|drama
 
イタリアの巨匠、ミケランジェロ・アントニオーニの描く“愛の不毛”三部作の一本目。
情事(1960) イタリア
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:モニカ・ヴィッティ/ガブリエル・フェルゼッティ/レア・マッセリ
 
■感想
ミケランジェロ・アントニオーニでした~(^-^;)
 
外交官の娘アンナ(レア・マッセリ)は、何かにイラつき落ちつかない。
恋人のサンドロ(ガブリエル・フェルゼッティ)との仲がしっくりしないのだ。
 
あるとき、上流階級の友人に誘われ
恋人サンドロと親友クラウディア(モニカ・ヴィッティ)とともに地中海に出たアンナは
立ち寄った小さな無人島で忽然と姿を消す。
潜水隊による捜査もやがて打ち切られた。。
 
死体が発見されないことから、アンナの生存を信じるクラウディアは
独自に捜索の旅に出るのですが、同じくアンナを探すサンドロと鉢合わせ
二人は親密になっていくんですね~。
 
タイトルは『情事』
行方不明になったアンナの恋人と親友ということで
やましい気持ちが生じるのは分かるけど
ツンとした雰囲気のアンナよりクラウディアの方がうんと魅力的だし
二人が親密になっていくのも、ある意味自然な流れ
こういうの「情事」って呼ばなくてもいいんじゃないの?
なんてことを思いながら観てたんだけど
終盤の展開には ちと驚いた。
 
そか、“愛の不毛”三部作の一本だったね。
 
愛は必ずしも永遠じゃない・・それは分かる。

けど、ラストシーンは「男に都合よすぎ?」って思ったり・・・。
でも、ここまできてようやくアンナの気持ちが分かった気がする。
 
ウィキによると、
「公開当時、観客の期待を裏切る「腑に落ちない」結末で話題となり、
行方不明のままのアンナに出頭を呼びかける新聞記事も出た」らしい(笑)
 
うん、アンナ探して気持ち聞きたいわw
 
三部作の他の2本『夜』と『太陽はひとりぼっち』観たくなりました。
 
途中ショートのかつらを被るシーンの彼女はアンナに似てたり
アンナの服を着るシーンも意味深だし
クラウディアはアンナに取って代わりたい欲望は最初からあったかもね。
 
 
シチリアの建築物などがたくさん登場して素敵。
硬質だけど初々しいモニカ・ヴィッティは魅力的でしたね。
 
   
 

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タグ:60年代 ミケランジェロ・アントニオーニ モニカ・ヴィッティ

エリザベス・テイラー追悼『ジャイアンツ』

2011.03.25 00:10|drama
エリザベス・テイラー追悼の意を込め
今月は彼女の出演作品を何本か観ていこうと思います。
 
今日は、テキサスの雄大な自然を舞台に、
ある大牧場主一家の30年に渡る営みを描く大河ドラマ『ジャイアンツ』。
ジェームス・ディーンの遺作でもありますね。
 
ジャイアンツ(1956)アメリカ
監督:ジョージ・スティーヴンス
出演:エリザベス・テイラーロック・ハドソンジェームス・ディーン/マーセデス・マッケンブリッジ
   サル・ミネオ/ロッド・テイラー/キャロル・ベイカー/バーバラ・バリー/デニス・ホッパー
 
■感想
主な登場人物はエリザベス・テイラー演じる東部の名門からテキサスに嫁いできたレズリー
レズリーが嫁ぐ大牧場主のジョーダンにロック・ハドソン
ベネディクト家の使用人から、やがて石油王になっていくジェット・リンクにジェームス・ディーン
ベネディクト一家は古きテキサスそのものを映す鏡。
メキシコ人に対する人種差別や女性のあり方など、時代とともに変わっていくテキサスの姿を
ベネディクト家の変遷とともに、雄大に描きあげるスケールの大きさに
201分という長さを忘れて楽しめました。
 
テキサスにはDon't mess with Texas.という言葉があります。
これはゴミを捨てるなというキャンペーンの標語でもあるのだけど
外から来る人間を排他しようとする保守的な精神を表す意味合いもあるのだとか。
 
プライドの高いテキサス人にとって、メキシコ人への人種差別などは、
簡単になくなるものではないでしょうけど
映画の中では、ベネディクト家のジョーダンがついにその間違いに気づくことで
ようやくレズリーの愛を得ることが出来たことが爽やかに描かれていました。
ジェームス・ディーンは、石油王となり成功するものの
レズリーへの想いは叶うことはありません。
いくらお金持ちになっても、愛のない暮らしは孤独です。とても切ない役柄でしたね。
 
いかにして石油が牧場から生まれていったかなんてことも興味深かったですが
アメリカ初期の四季を通して、その文化を垣間見せてるのがいいです。
 
サンクスギビングのある日、
幼い子供たちが、七面鳥の丸焼きが庭にいたペドロだと知り大泣きするシーンが微笑ましくて、
ここ4回も見ちゃいましたw
子供はどうやってあんな演技ができたものでしょうね。
最高に好きなシーンでした。
 
そうそう、成長した子供ちゃんを演じてるのがデニス・ホッパー
人種差別問題に関わる大切な役割を果します。

エリザベス・テイラーはやはり美しかった。
雄大な自然も似合っていて、思ったよりもしっかりものの演技が似合う人だったんだと
いまさらながら知った次第。
 

 
 

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タグ:50年代 エリザベス・テイラー ジェームス・ディーン ロック・ハドソン

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